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発達障害で不登校の息子が生きやすい世の中になりますように!!

併用通園やってみる

幼稚園と発達センターへの併用通園を模索していましたが、混乱するという理由から幼稚園へ週5で通い月1~2日専門職指導を利用する方向に決まりかけました。夫も心配な状況ではあるが幼稚園に入園して間もないこともあり、自主退園することには賛成していませんでした。

私は、療育が月1~2日で本当に大丈夫なのか心配でした。今となってみれば、療育を多くすることが良いとは思っておりませんが、幼稚園生活がスタートしたことで焦りもあったと思います。

 

毎日のように何か策はないかとネットで情報を集めました。近隣の他市ではありますが、民間の療育機関を見つけました。そこでは幼稚園の後に週1回の療育の場を提供していました。発達センターよりは頻度が高く、幼稚園の後に療育が出来れば幼稚園を休まなくて済むので、連絡し面談に行くことにしました。

そこでは、入会することが前提でないと実際の活動を見ることが出来ませんでした。理由は突然、知らない人がいると利用者の中に特性としてパニックになる子がいるからだそうです。面談して分かったのですが、幼稚園の後の療育ではなく、1日がかりだったので、結局は幼稚園を週1日休まなければならなかったのです。

そこへは様々な近隣の市から療育に来ているようでした。そこに通うには車で行くのに少し時間がかかり、車の運転が得意ではない私にとって億劫に感じましたが、他に方法がないなら仕方ないかなと思いました。

 

他市にある民間療育についても考えていることを幼稚園へ連絡しました。すると、園長先生がそれだったら、同市の発達センターの方が連携がとりやすいのでそうして欲しいということになり、発達センター週2日(月・火)幼稚園週3日(水・木・金)で併用通園をやってみることになり、年少の6月から併用通園が始まりました。

 

発達センターへの通園を始めて、メリットと思えたことは、「息子の困っていること」について気軽に相談できることでした。そのことについて担当の先生が、支援計画を長期的な目標と短期的な目標を決めて、支援してくださり、定期的に目標が達成できたかどうかを話し合い、次の支援計画を立てて指導してくださるので、今まで一人で悩んできた育児の悩み事をたくさんの専門知識のある人からアドバイスをいただきながら、一緒に育ててくれているという実感がありとても心強く感じました。

もう一つは「親の会に入会したこと」です。同じ悩みを持つママたちと繋がれたことに安心しました。幼稚園や支援センターで知り合ったママたちには、子どもの発達の遅れについて悩んでいることを相談しても「大丈夫だよ、普通じゃない!?」「そのうち出来るようになるよ」などと言われることも多く、実際、もし発達障害では?と思った人がいたとしても、「発達センターに行った方がよいよ」などとアドバイスをしてくれる人はいないし、もし、自分が逆の立場だとしても同じように「大丈夫だよ!」と言ってしまうと思います。

 

発達センターへの通園を始めて、デメリットと思えたことは、幼稚園へ毎週2日休むことになったので、「幼稚園の子が不審に思わないか」ということでした。同じバス停の子のママには発達センターへの通園に行くのでいないということを伝えていたのですが、クラスの子のママたちには何も伝えていなかったので、息子が毎週休んでいることを不思議に思う発達の早い子供たちやそのママたちから、なぜ幼稚園に来ないのかと聞かれたりすることに疲弊しました。

もう一つは週2日幼稚園を休んでも幼稚園へ支払う月々のお金は変わらなかったっことです。

それともう一つは発達センターでは預かり保育がないので、用事があっても預かってもらえないということです。日中一時支援を使うことで民間の療育機関に預けることも出来るということはのちに知ることになりましたが、急な用で少し長く預かってほしいというときには幼稚園の預かり保育は助かりました。